- 作者: 幕内秀夫
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2010/08/20
- メディア: 新書
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幕内氏の著作は、昔からいろいろと読んでいます。理由はごくごく簡単。
子供が卵アレルギーだったから。当時は母乳で育てていたので、まず私が卵を食べてはいけません。卵を使わない食事って、とにかく考えるのが面倒です。
まず、お店で売っている惣菜類は無理です。
レトルト食品やお菓子類も今のようにきちんと表示がされていなかったから、まずは無理。
そうなるとほとんどが手作りで、しかも和食が中心になります。
そこで役立ったのが幕内氏の著作です。ごはんが中心のメニューが紹介されていて、おかずは野菜、豆類が中心です。もっぱら魚が出てきて、滅多と肉類が出てきません。
つまり昔ながらの日本の食事ですね。戦前の日本人ってこんな食事を繰り返し食べてきたんだろうなというものを紹介してありました。
私の食事の参考にしながら、子供が食べるようになれば、それはそれで参考になったのです。
さて月日は流れて、普通の食事を食べている昨今です。子供にアレルギーはなくなってからはある程度は気をつけているものの、惣菜、レトルト食品、お菓子だって普通に買って食べています。そして朝食はパンが基本。
日本人が1年間に買う米代よりもお菓子代の方が高いらしいけど、我が家だって例外じゃありません。
その影響でしょう。最近はお腹周りの脂肪が気になって…。そこで幕内氏の新刊を読んでみる事にしたのです。(前置きが長い!!!)
うーん、読んだ結果ですが、今更にあの生活には戻れません。ひとつには子供たちが育ち盛りで、たんぱく質をたくさん取る必要があること。実際に肉や魚の量を減らすと、健康診断で貧血といわれます。これはまずいので、ある程度の量は食べさせる必要があるのです。
それにおやつだって、友達にもらったからとか、帰りにお腹がすいたからといって何かしら食べているのまでストップは出来ません。
いや、この場合は私だけストップすればいいんだ。気になるのは私のお腹周りだぞ。
早速に私が食べるおやつは、干し芋とおしゃぶり昆布に変えました。そして一人で食べる食事はなるべく油を使わない和食に変更です。これだけでも少しは変化があるはず。
でも、朝食のパンだけは止められません。ホームベーカリーで作るので自分でバターの量と砂糖の量を3割ほど減らして作ってみましたが、それでも問題なかったので、そのレシピでやってみることにします。
この本によれば一日に2食はごはんを食べることが大切なようですが、毎日は無理です。
なお、1食100円はご飯が朝食の場合の一人当たりの値段です。夕食だとそのメニューに魚をつければいいだけという話ですが、魚だけだとおかずが足りないといってわめく人がいるので、やっぱり無理かも。