今週のお題「大人になったと感じたとき」ですか…。
すでに夫も子供もいますし、選挙権もあるし、かなり昔に成人式も済んだので、私は大人のはずです。
でも、娘に言わせると『お母さんって3歳?』だそうです。
そりゃそうでしょ。子供を怒るときに普通の親は『こういうことをしちゃ駄目でしょ。良くないのよ。』と教えますが、私は違います。
『こういうことをしたら嫌。お母さんは嫌なの。』と言って怒るからでしょう。
つまり子供の視点から見ると、感情的に叱っている親なんですよ。
だって嫌なものは、嫌なんだもん。子供のことを叱れない親というのにお目にかかったことがありますが、そこまで潔くは出来ません。子供が何をしても叱らないって、そんな仏様のような境地にはなれません。本人はそれで良いかも知れないけど、周りの人のほうが子供を見てストレスが溜まるのよね。『自分の子供がここまでやっているのに叱らないのか?』って、思ってしまうのです。
だからと言って『こういうことをしちゃ駄目でしょ』と子供に諭せるほど、自分が常識人だとも思えないので、そういう怒り方も出来ないのです。
その結果が『嫌』と言う叱り方ですね。そもそも怒るなんて感情的な行為は、個人的な感情が込められているわけで『嫌』と言う言葉にすることで、子供に明確にわかってもらおうという親の甘えがあるんです。
相手が子供とはいえ、いずれは親を超えて、踏み越えて、前を進んでいってもらいたいという願いもあるわけですから、多少は甘えておいたり、弱みを見せておいてもいいのでは?と思っている次第です。
で、『大人になったと感じたとき』は、今かもしれません。私ってこういう計算ずくの女だったのねって、ちょっと自分が怖くなってしまいます。
お題を通して、自分の隠れた裏を自分で見つけてしまうって、なんかドキドキしちゃいます。今夜、安眠できるかしら…。