気がつけば、すでに師走だったんですね。
11月の最終週に右手親指をズバッと切るという、ドジをしでかしてしまいました。痛いのは我慢するだけなの。それよりも使いにくくて面倒なのがイヤ。
それに1週間は毎日、消毒に通わなくてはいけないから、『時間をとられてしまって、さあ、大変』ってな感じでした。労災指定の医院だったので、午後7時まで診察してくれるから本当に助かりました。
ズバッと切った当日に血まみれタオルに包まれた指を先生に見せて
『先生、水で散々に流しました』
そう報告したのに
『流しちゃったの?』
そう言われたら、どうしていいか素人は困るじゃないですか…。
流しちゃいけなかったの?
『でも、もう流しちゃったんでしょ』
うーん、缶の縁で切ったから、流したのですが…
それは素人判断だったの?
という心の声は届かず、先生はせかせかと看護婦さんに指示をして次の患者さんの待つ診察室へ。
次の日に消毒に行くと、先生はニコニコと対応してくださったので、別に問題はなかった様子です。よほどに忙しかったのか、緊急を要する患者さんがいたのか、まあ、先生なりの事情があったのでしょう。
12月になって忙しくてゆとりのない言動をすると、他人に誤解を与えやすいいう事で、私も気をつけなきゃと思ったしだいです。だから忙しいって言わないのよ、今年は。