今年も『七転八倒』するんだろうな、で、早速に転んで立ち直った話

今週のお題「2012年、今年の四字熟語、それは『七転八起』です。
 今年は順調だなあ、と思っていても、どこかで転んで、いつの間にか立ち直っています。そうやって打たれ強くなって、また年を重ねていくと言うわけです。何回も転ばなきゃいいのにと思って、やっぱり転んじゃう。今回こそ立ち直れないかも…と思っていても、いつの間にか立ち直っちゃう。
 
 人間はこうやって図太くなって、精神肉体共にオバサン、オジサンになっていくんでしょうね。



 ことの始まりは新年早々にお土産を買ったことです。旦那様と私の職場に配る分を私が買ったのですが、これが揉め事の始まりでした。
 私は旦那様の職場に『玉かんろ』という実にかわいらしいグミ状の和菓子を買ったのです。小包装されている上に、味もほうれん草やトマトといった野菜中心の味だったので、女性が多い職場では受けが良いだろうと思ったのです。
 ところが旦那様の考えは違っていました。『大阪土産にはやっぱり「大阪」って入っていなくてはいけない』と言い出したのです。え?京都のお店じゃ駄目なの?『玉かんろ』は京都だから駄目なの?グミだから駄目なの?箱が小さいから駄目なの?


 ひどいわ、この見捨てられた『玉かんろ』にどこに行けって言うのよ!
 新年早々にこの仕打ちはあんまりよ。
 美味しかった黒豆、栗きんとん、お寿司たちの味も吹き飛んでしまうぐらいのショックさよ!


 そうだ、私の職場に持っていこう!女性が多いからきっと喜んでくれるわ!

 
 こうやって立ち直った私は『私の旦那ってひどいのよ、これをお土産にもっていってくれなかったの』と愚痴を言いながら出したところ、『玉かんろ』は皆さんからは好意的に迎えていただけました。


 『これって絶対にサツマイモ』
 『これは…何?え?わからない』
 『うん、紫蘇ね』


 こうやって私の職場はそれなりに盛り上がったのです。旦那様の職場ではこの盛り上がりは見られなかったでしょう、と勝手に自己満足をしつつ、2012年の仕事始めという訳です。