3月に入ってから、縫い物をし続けています。出先でたまたま立ち寄った洋裁店で、気に入った布地が安くなっているのを見かけたのがきっかけです。
今年は寒くって、寒くって、3月になってもまだウールの物を着たいのだけれど、毛足の長いものや糸の太そうなものはもう着たくないのです。だって、気持ちだけは春だもん。ボトムだっていつまでもウールのパンツやスカートという感じじゃなくて、そろそろジーンズを履きたい、でも寒い。
だからカーディガンの代わりに、ウールのワンピースを着てみました。そうするととても暖かいの。見た目は『もさっ』とするけどいいの。それよりも暖かさが大切。
ところがそういうワンピースって1枚しか持っていないのです。
うーん、同じようなのを買おうにも、既に春物ばかりです。素材は綿か麻ばかり。
だから洋裁店で見つけたウール混紡の布で作っちゃおうと思ったのです。
お店の人と相談してダブル幅の布を160センチ買って帰宅。型紙が載っている本をいろいろと物色しながら、布と形を検討していきます。次の日になってスモック型のワンピースを作ることに決定しました。
まずは型紙を作って、寸法を修正するのに1日。次の日に布をカットして、縫い始めます。翌日は袋ポケット(初挑戦!)を作るのに苦労しながらも完成。
これで着ていたウールのワンピースをクリーニングに出して、新しいワンピースが着れます。助かった〜。
これに味をしめた私。そういえば、縫わずに置いてあった布があるはずと、ゴソゴソと探し出してきました。
そこから小物を作る、作る、1日に1〜2個づつ作っていきました。買い物用のエコバッグ、娘の学校シューズケース、私用のシューズケース、どうせ夏になったら必要だからバザー用の手作りグッズも作っておきます。
こうやって毎日毎日、ミシンを出しては縫い物をしている私を見て、『朝ドラの影響?』と息子が聞いてきました。どうでしょうね。
確かに主人公がミシンを踏んで頑張っているシーンを見ていると、縫いたいかも。そういう影響もあるでしょうが、やはり縫うのが好きなんだと思います。布だって仕舞いこまれるだけではかわいそうですからね。
夏になったら、今度はワンピースとエプロンを縫います。こうやって宣言しておくと、やらなきゃって思えるからいいでしょう。