「父の日が難しい」ということは、「父との人間関係が難しい」のでしょう。お父さんが大好きで、お父さんのことなら何でもわかるという人がいらしたら、うらやましい次第です。
母よりも少し距離があるけど、安心感のある存在が父。
でもプレゼントをするときはこの距離感が問題で、母ほど本音をぺらぺらといわない昭和初期生まれなので、何を選ぶかが難しいのです。
それが男の美学だった時代の生まれだもんね。
無難にポロシャツとか、部屋着とかを用意するのですが、あげたそばから後悔してしまうのが例年なのです。普段から見ているつもりでも何かしら見逃しているんですよね。
今年は義父にポロシャツをあげたのですが、『ポロシャツは夏場も長袖だ』の一言で『今年も失敗した〜』の反省モードに突入です。
ああ、これは着てくれないかも…。
実父は何をあげても喜ぶのですが、食べ物を一番喜ぶので、おいしいパンにしてみました。これを朝食にもぐもぐと食べて終了。
なんとなく張り合いがないのは、私のわがままでしょうか?
女性って何かもらっても、何かしてもらっても『とりあえず喜んでおく』という防衛本能が身に付いている気がします。でも男性って素直というか、本音がわかりやすいというか、張り合いがないというか。
でも後で友達相手にグチグチと陰口をたたく女性よりは、面と向かって言われたほうが気持ちが良いかもしれません。
来年こそは喜んでもらえるプレゼントを目指すぞ!
といいつつ、仏壇に飾られたバレンタインのケーキを見つけちゃいました。うーん、絶対にもう食べられませんよね。