今週のお題運動会でも文化祭でもドンと来い!

 子供たちが大きくなってしまって、親の方が『運動会だ、文化祭だ』と騒ぐ立場ではありません。でも親になるとですね、お手伝いが待っているのですよ。
 親が文化祭のバザーの手伝いをするのですよ。

 娘の学校の手伝いは真夏のように暑い時期の体育館での、バザーの準備でした。窓が全開で、工場においてあるような巨大な扇風機がおいてあるけど、ぜんぜん効かなくて、とんでもなく暑かったです。
 バザーに出す商品に汗をたらさないように作業するのに一苦労でした。これは首にタオルを巻いて、労働者になりきらなくていけなかったようです。
 こうなると化粧なんて二の次ですね。ブランド物のバッグを持ったお母様も、安っぽいかばんを持ったおかあちゃんも汗だくになって、子供のためにがんばって準備しました。どんなお母さんでも子供のためなら何でもするんだなって、改めて感動しました。


 そういえば子供たちが小学校の時は、前日に学校外の整備作業というのが待っていました。小学校はとんでもなく田舎にあるので、学校行事には親たちが車でやってきます。
 
 入学式も、保護者会も、みんなで車。
 我が家はまだ歩いていける距離ですが、遠い人だと都会の2駅分ぐらいはある距離です。しかもお昼休みは親子でお弁当を食べることになっているので、とにかく荷物が大変です。
 
 簡易椅子、パラソル、お弁当、お茶など、とにかく多い。
 家から歩いていける距離でも、これだけの荷物を持参しては歩けません。そうなると車でこなきゃいけないから、親たちが駐車場の整備と道路の整備をするんですよ。道にロープを張ったり、駐車禁止のお知らせを張ったり、駐車場の案内を張ったりとそれはそれで大変なのです。

 そして当日はお弁当作りです。祖父母や親戚が来るおうちでは、重箱でお弁当を持ってきています。いや、マジだって。平成なのに、重箱でお弁当って、もう花男の世界です。
 だから普通のお弁当を作れなくって、何日も前からメニューを決めて、前日から仕込みをはじめて、当日にはもう詰めるだけ状態までに持っていくのです。
 それでも朝は5時起きでした。


 こうやって親が黒子になるから、子供たちはピカンと輝く思い出を作れるんだろうな。でもその思い出をせっせとビデオで保存するのは、これまた親なんですよね。
 親のがんばりの成果でもある運動会、文化祭を記録に残すには親のエゴかもしれません。でも成長の記録って欲しいんですよ、だって小さいときほど可愛いんだもん。