今週のお題ごはんに友はいない!ごはんはおかずだ!

 アニメも連載も終わったと言うのに『けいおん』の『ごはんはおかず』を出してくるという無謀さを笑ってやってください…。

 でも、関西人なので『ごはんはおかず』の気持ちはすごくわかります。
 お好み焼きや焼きそばに白ご飯ってアリだもん。
 うどんにごはんもアリ。ラーメンだって、そばだってアリだな。

 炭水化物+炭水化物って、高校生のメニューですか?と言いたくなるのはわかりますが、ごはんに合う炭水化物は意外と多いです。

 一方でピザにごはん、スパゲティーにごはん、ハンバーガーにごはんは『ナシ』なのはなぜ?やっぱりもちっとした日本のごはんに合うのは、日本の風土で育ってきた日本風の食べ物が合うんだな。

 それにごはんの友としてあげるようなものって、やっぱり日本で育ったものが多くないですか?漬物、海苔、納豆、卵といった旅館の朝食についてくる典型的な和風なものしかり、マヨネーズのような若者に絶大な人気を誇っているものしかり。カツ丼にマヨネーズって、お前は土方十四郎か?と言いたくなるような若者が増えているのも確かです。
 猛者はカツ丼にマヨネーズをぶちゅーっとかけて、七味をバサッとかけますからね。それって絶対にカツ丼のそもそもの味が消えてますからね。

 そこまで行くと、ごはんの上に載っているものは既に『友』ではありません。ごはんの味なんて完全に無視です。ごはんは腹を満たすための道具であって、上に載っているものが嗜好のメインなのです。

 こうなるとごはんの立場が寂しいじゃないですか。家でチャンネル権のないお父さんぐらい虚しくありませんか?
 それぐらいなら、せめてごはんをおかずにしてあげて、少しは味わってあげてよ…という主張が通りませんかね?

 私にとって、白ご飯の友は発芽玄米ですね。ご飯を炊くときに1/3量ぐらい混ぜて、一緒に炊くだけです。白くてふわふわのごはんも良いけど、プチプチとした食感がたまらないごはんに早代わりというのもなかなか良いですよ。
 最近は○○穀米というのもいろんな種類が売っていて、これを混ぜて炊くのも大好きです。いろんな雑穀が入っていて、それぞれの食感が違うから、口の中で楽しい世界が広がります。おにぎりなんか本当に塩だけあればいいもん。

 後はなんちゃってバターライスが良いかな。アツアツの白ご飯にバターと乾燥パセリを入れて混ぜるだけ。それなのにあら不思議、洋風料理に合うバターライスができちゃいました。ドリアを作るときにも便利です。

 あー、書いているだけで、食べたくなってくる〜。