今週のお題以外を書くのって久しぶりです。

 今週のお題以外を書けないというか、時間がないというのか、本当に師走ってハンパじゃありません。なぜ、こんなに忙しい?
 
 今日はたまたまぽっかりと暇ができたので、やっとパソコンで年賀状の出すべき人の設定を終了しました。実を言うと、これから夕食のための買い物に行って来なくちゃいけません。

 昭和のお母さんは専業主婦が多いから、午前中のうちに洗濯、買い物、お掃除を済ませて、夕方には夕食の準備なんだな。昔は個人商店がメインだから、夕方に買い物に行くと売り切れ続出で、夕食の材料がそろえられなかったりしたものです。今みたいに、夜は残ったものを全部冷蔵庫に商品をしまっておくということができなかったから、足の速い野菜なんかその日のうちに値を下げて売り切っていた気がします。なぜか八百屋のおじちゃんは低いだみ声で『キャベツ100円、100円』と常につぶやいたのを思い出します。

 今は本当に便利。まずはスーパーに行けば、何でもある。その上スーパーまで行かなくても、コンビニに行けば大抵の物は揃う。都会だったら、商品の配達までしてくれるところもあるから、そうなると買い物に出る必要がありません。
 田舎だって食材の宅配システムはあるから、それを利用すれば外に出る必要はなし。さらにメニューまで考える必要なしときています。

 だからといって主婦が怠惰になったわけではないのです。確かに怠惰になろうと思えば、どこまでも手が抜けますが、それよりも働く女にとっては時間は貴重なのです。
 時間がお金で買えるものなら買いたいぐらい、だから商品の配達や宅配システムが必要になってくるのです。お金で済むものなら、お金で済ませたいというのは、心にゆとりがない感じがします。
 『1日が30時間ぐらいあったらいいのに』という発言を聞くと、『確かにそのとおり』と思う自分と、『30時間あればあっただけ忙しくなるから一緒』と思う自分がいます。

 どちらの意見もわかるんだな、このあたりが年を食った女のいやらしさというか、丸さというかは読み手の裁量に任せていいですか?