バレンタインが『甘酸っぱい思い出』に変わるのか?

 今週のお題甘酸っぱい思い出ですか…。色気づいた年齢の頃にバレンタインチョコを作るとか、買うとかしなかった子なので、そういう方面の思い出はないのかも。

 それが今になって娘を手伝って『友チョコ』を大量生産する羽目になるとは…!!!!

 友達と『このチョコって、おいしいよね』と言い合うのは楽しいです。でも、手作りのチョコ、クッキー、ケーキを交換してお互いに『おいしそう〜』『おいしい〜』と言い合うのはどうかと…。

 自分でも『おいしくない…よね』とわかっているけど、周りが100パーセント手作りだし、自分だってここはがんばって手作りしたけど、自分でも味は微妙ってわかっているのに、友達から揃って『おいしい』っていわれるって、どうなのでしょうか?

 娘(りーりー、魔の中2)によると、もらったお菓子の中でベストな味だったのは『おうちのお手伝いさんに作ってもらったケーキ』と『パティシエの親が作ったチョコ』だそうです。 
 お手伝いさんがいるおうちってすごいけど、そのお手伝いさんに作ってもらったケーキもすごいけど、バレンタインぐらいは自分で勝負して欲しかったなあ。
 親がパティシエでも、やっぱり自分で作ったチョコが見たかったというか。中2にそこまで期待してはいけなかったかな。

 たぶん友達からの『おいしい』には、『一人でがんばったね』『初めてにしては上出来』という応援の気持ちも入っているんでしょう。こういう応援の気持ちを糧にして、『来年の友チョコこそ、おいしいものを』と、決心するんでしょうね。
 こうやって日本女性のチョコ作り能力がアップするなら、こういう行事も悪くないかも。

 昨年は私が準備しましたが、今年は娘に任せました。私がしたのは、温度が低すぎて混ざらない生地を湯煎にかけたぐらいです。後はお任せ。
 いざ、出来上がりを食べると『昨年ほどはおいしくない』ってわかったようです。でも今年の出来に対する評価を全部自分で引き受ける覚悟がなくては、来年のおいしいお菓子には結びつかないのです。

 ちょっとは『甘酸っぱい思い出』があったほうが、青春らしいしね。
 肝心のリーリー製作のケーキの出来ですか?発展途上ということで、☆2つかな。