毎年恒例の確定申告をしてきました。
毎年、医療費控除をするんですよ。
『医療費控除が毎年って、どんな家庭？』と思われるかもしれませんが、花粉症が２人がいるのでそれだけでも結構な額になります。しかも今年は保険外治療が多いこと。それが歯の治療費ばっかり。
保険で治療した歯が悪くなることが多くて、そうなると『保険外で入れようか』となってしまいます。だって私が１０代の頃に治療した虫歯の詰め物が、まだ入ったままです。すごく腕のいい歯医者さんに治療していただいたので、当たり前といえば、当たり前。
そうかと思うと保険外で治療したのに、歯が数年で駄目になってしまって残念、ということもあるので保険外治療って考え物です。
そんな治療を夫婦でやっていたら、もう医療費控除決定です。２０１０年は我が家始まって以来の高い医療費なので、びっくりです。家計簿を１２月末で〆るのですが、そのときに冷や汗が流れました。そりゃ、今年は貯金が少ないはずだわ。
病院でいただいた領収書をまとめて、明細書を作って、確定申告書を作成して、これで税務署に持参すれば終了〜、と思っていたら、とんでもない事が発覚しました。
個人年金の支払い証明書が出てきたのです。改めて源泉徴収票を確認すると、個人年金の分は年末調整してもらっていないようです。うう、これって大きいじゃん。
でも年末調整のやり直しって、どうするの？
わかんないから税務署で聞いちゃえ。
必要な書類を全部そろえて、税務署に向かいます。行けば人がいっぱい。田舎なので、人口密度が高いところは珍しいです。でも都会のように、何時間待ちということはなさそうです。
順番を待っているうちに、『自分で作成できる人はこちらで』という張り紙を見つけました。
なんだ、私の場合はこれでいいじゃん。
早速に空いているパソコンに案内してもらいます。後は年末調整のやり直し方法だけを教えてもらえば大丈夫です。良く見れば、パソコンは空いていても、職員さんの手が足りていない様子です。自分で入力できないおじいちゃん、おばあちゃんに手がかかっているんです。
そんな忙しい職員さんを捕まえて、質問するとすぐに解決しました。最初から選ぶ項目を間違えていたのね。
後は家でやったことを繰り返すだけ。途中で個人年金の控除をプラスするだけ。おかげさまで還付金が１万円もアップしてしまいました。すごくラッキー。
嬉しすぎて、夕食ではワインを開けました。旦那様から『なんのお祝い？』と聞かれましたが…、とても１万円余分に返ってくるからとはいえず、『たまにはいいじゃない』とごまかしておきました。
