うちの金魚は11歳魚

今週のお題「ペット大好き!」って諸手をあげて賛成できるほどじゃないけど、一応はペットを飼って大切にしています。
 
 そのペットは、金魚。金魚って哺乳類を飼っている人から見ると軽く見られることが多いです。だって犬猫のように抱っこしたり、遊んだり出来ないし、ましてや一緒に散歩に行くこともないです。
 病気になってもあっさりと死ぬことが多いです。そもそも金魚を飼うきっかけが金魚すくいというのがいけない。よくわからないうちに飼い始めて、よくわからないうちに病気になって死んじゃう。

 そうなると『金魚なんて、もう飼うもんか』となってしまいます。

 実は金魚は思っているよりも飼うのが難しいのです。人間がもっと珍しい色を、もっと珍しい形をと追求していった結果だから、飼い方だってめだかよりも難しいのですよ。でも安心してください。金魚すくい用の金魚には、そんなお金と手間のかかる品種のものは出しませんから、丁寧に飼ってやればまず死にません。

 私の場合は1年間、娘にせっつかれて、やっと決心して、お店で金魚を買ってきました。そんな金魚たちも年をとると順番に死んで行ってしまい、とうとう残ったのは1匹だけです。今年で11年目ですが、餌をパクパクと食べて元気にしています。ただ寝ているときやボーっとしているときには金魚が水流に負けて、流されていることがあって、『本当に大丈夫?』と思うことが増えました。
 本当はろ過装置を水流がゆるいものに替えるべきなんですよね。でもそうやって環境をがらりと変えると死んじゃうことがあるから、怖くって手がつけられません。

 そろそろヒーターが必要な季節だから、買ってこなくちゃね。金魚はせいぜい長生きしても15歳ぐらいまでが限度です。残りが見えてくると、より愛しさが募ったりするのがペットというものののようです。寿命が来るまで大切に飼ってやります。