東京ってこんなところだっけ?

 9月になって、旦那様と東京旅行に行ってきました。今回は『大人の旅行』と洒落込んで、若い頃に行かなかった場所に行ってみるのが目的です。
 まずは歌舞伎をみて、皇居に行って見物して、日本銀行の地下金庫を見物してと、ちょっと渋い線を狙ってみました。あとは上野の国立博物館ね。

 でも良く考えるとこのコースって、修学旅行のコースっぽくありませんか?修学旅行だと国会議事堂や証券取引所へいったりするかもしれませんが、ほぼ同じ?まあ、私も旦那様も修学旅行で東京に行ったことがないので、こういうことになってしまいました。
 こういう場所は、若者はすでに修学旅行で行っているから、まず行かない。お年寄りだって、老人会でもなければ個人的にそういうところにはあまり行かないようです。

 その結果ですね。行く先々、どこもかしこも、聞こえてくるのはほぼ日本語以外の言語という結果になってしまいました。

 国立博物館は収蔵品が多いことで有名なので、企画展はやめて常設だけを見物しました。そうすると周りにはほぼ、外国からのお客様ばかり。ホテルのレストランでも日本人と外国人の割合が1:1ならいいほうで、ひどいときは日本人が私たちだけで他の全員が外国人ということもあったり。
 銀座のお店に入れば、店内は中国人だけという時がありましたし、皇居で一緒に見て回った人達も中国人だったりイギリス人だったりと本当に多種多様。そうそう新宿で「kyawaii!!!!」と叫んでいる人は、その後から韓国語で何かしゃべっていました。

 昔の東京はここまで観光客が多くなかったはず。それだけ世界から安全で愛されている都市になっていると思えば、うれしいことですし、ありがたいことです。駅員さんやバスの運転手さんが丁寧で親切で、どこへ行っても公衆トイレが綺麗なところなんてそんなにないのかもしれません。

 でも東京ってこんなところだっけ?って、時代の変化の激しさについていけないオバサンは思ってしまったのです。一応はスカイツリーも昇ってきました。そういえばここも、外国人が多かったよ。