栗と格闘すること1日目

水に浸かった栗

 今週のお題「秋の味覚」は本当に多い。まずは新米が日本の南から北上し始めます。そして青々とした秋刀魚が鮨や刺身になって店頭をにぎわせ、鮭にいたっては筋子が発売されています。イクラじゃなくて筋子がポイント。新婚早々に筋子を買って帰って、そのままで食卓に出したことがあります。あれは若気の至りだったわ…。
 そういえば、女子大学生がイクラとシシャモの卵について激論していました。
 
 『イクラのプチプチ感がダメ〜。でもシシャモの卵ってプチプチしてないし、許せる〜。』

 別に許してもらわなくてもいいよ…と思いながら、オバサンは傍らを通り過ぎていきました。それにあなたたちの食べているシシャモは、からふとシシャモだし〜。

 それよりも、今の問題は栗です。
 秋祭りの季節だからか、近所のコンビ二でも秋祭りです。シュークリームがいつもよりも20円安い!コーヒーが50円も安い!とかいう広告の一番の目玉はなんと言っても『野菜の袋詰め』。旦那様の影響もあって、袋詰めが好きな私。主婦の大好物と言ってもいい、袋詰め。しかも野菜(←シツコイ)

 この袋詰めですが、700円以上買い物するともれなく無料でできちゃうのです。

 ほら主婦の好きなキーワードがもう一つ出てきました。それは『無料』。タダより高いものはないという格言が頭に浮かぶものの、つい行ってしまいました。しかも実施している2日間とも。
 
 1日目は『高くて手が出ないのよね〜』という声とともに人気の高いきゅうりを脇に、そしてやっぱり高くてチマチマと買っていた玉ねぎをメインにごそっともらってきました。
 『明日はまた新しく野菜が入るので、いっぱい持って帰ってくださいね。』という店員さんの声に反応して、次の日も行ってしまいました。
 
 2日目は袋詰めを一緒に行った娘に任せてみました。そこで彼女が目ざとく見つけたのが栗です。栗が入った小さなかごをためらいなく、そのまま袋に全部を入れる娘。さらに、もう一かご。最後の一かごも入れてしまって、袋の半分は栗でいっぱい。栗って小さくて隙間なく入るから効率よかったかも。他の野菜もいろいろといただいて、無事に終了。

 帰宅して早速に栗に悩みます。栗ってむかなきゃいけないでしょ。はっきり言って面倒!!!!!
 仕方ないので検索をかけて、栗のむき方を研究します。きっと私の知らないイマドキのむき方があるに違いない!!!!!

 するとですね。圧力鍋を使って、するっとむくという希望通りの方法があったのです。それにはまず栗を水につけておく必要があります。出来れば一晩。
 わかりました。浸けましょう。

 あとは明日へ続く。