栗と格闘すること3日目で、最終日で、なんとモンブランなのだ

 今週のお題「秋の味覚」栗と格闘すること3日目で、いよいよ最終日です。3日目は仕事に行く日だから、いつもと勝手が違います。帰宅してから、栗と格闘するのだよ。しかも夕食に鮭ときのこの炒め物、ポテトサラダ、オニオングラタンを作ってからだからね。
 今日はいよいよモンブランに挑戦します。モンブランのマロンクリーム部分は10年ぐらい前に作ったことがありますが、そのときはビスケットに載せて食べただけ。でも今回は中央に栗のシロップ煮(市販品)を入れるし、タルト(これも市販品)の上に乗せるし、本格的になるはず!!!!!
 
 最初にフードプロセッサーの登場からはじまります。
 そこへゆでただけの栗、バター、生クリーム、粉砂糖を入れて、がーっと混ぜます。
 混ぜたら味見。ちょっと栗の味が勝ちすぎで、甘みも足りない。風味も足りない。
 旦那様の秘蔵のウイスキーを少したらして、粉砂糖をたっぷり足して、さらにがー。今度はいい感じ。


 次は乳脂肪38パーセントの店で一番高脂肪だった生クリームを泡立てます。だって、モンブランの中央にはこってりとした生クリームでしょう。この生クリームに包まれて中央に栗のシロップ煮がなくてはいけません。


 ここまで出来てたら、タルト生地の登場です。
 タルト生地の真ん中に栗のシロップ煮(黄色い甘露煮じゃないからね、茶色い皮付きのほうね)をポンと入れます。その周りにへらで生クリームをたっぷりと乗せます。たっぷり乗ったら、周りにマロンクリームを乗せていくんだけど、これがヘタ。


 もう、ここまでは完璧だったのに、本当にヘタ。絞りだしが昔から下手だったのを、忘れていました。
 こういうときには絞り出しを諦めて、へらで円錐状にするのです。この方法だと素人でもそれなりにモンブランっぽくなるから不思議。中央には栗のシロップ煮をちょこんと乗せて、完成。


 すでに夜9時だよ。そろそろ『お母さん、モンブラン作ってくれるんでしょ?』娘が帰ってきます。喜んでくれるかな〜。


 余った生クリームとマロンクリームは冷凍庫へ入れました。モンブランの下はメレンゲ生地だったり、マドレーヌ生地だったりといろんなパターンがあるようですから、違うパターンも作ってみたいかも。
 アンジェリーナのモンブランには及ばないけど、濃厚なクリームと濃厚な生クリームでも甘さ控えめな雰囲気だけぱくらせてもらいました。ごめんなさい、ごめんなさい、ちょっと調子に乗りすぎました。

 やっと栗から開放されて、ちょっとテンションが揚がっちゃいましたね。