昨年からNHKの『きょうの料理』のテキストを買っています。今までは気になる料理特集があったときだけ買っていたのだけれど、それでは苦手な料理は苦手なままで向上しません。苦手な料理こそレシピも含めて、詳しく知って理解してこそ、おいしく調理できるはずなのです。
ちなみに私は好き嫌いがありません。私の母は好き嫌いが多いのですが、自分では克服しませんでした。代わりに娘には何でも食べさせて好き嫌いがないように育てたようです。
だから関西人だけど納豆が食べられます。
だから『きょうの料理』の放送も見るのですが、リアルタイムでじっくりと見るのは難しいので、つい録画に頼ってしまいます。そして今朝、朝食を食べながら見たのが土井善晴さんの『マカロニグラタン』です。ホワイトソースを作るのに、あんなに火にかけていいんだ、あんなに練ってもいいんだと、とにかく目から鱗です。
ああ、なんておいしそう。もう夕食が決まっちゃいました。
でも夕食の買い物に行く頃になると、ちょっと熱が冷めてきます。今日はマカロニグラタンを食べたいけど、ここはインスタントに頼っちゃいます。市販のマカロニグラタンの素と牛乳を買います。一応は作るのだから許してください。
でも土井さんのレシピのようにきのこは入れて、秋っぽさを出すのだ。ついでにバターで炒めて、本格っぽくしてみるのだ。
表面に粉チーズをたっぷりかけて、パン粉とバターも散らして、焼いてみます。
出来上がりはとってもおいしそう、もうちょっと焼いて焦げ目をつけたほうがよかったかも、と食べる前からすでに反省モードです。
味はバターの香りがあってよかったのですが、やはり市販のホワイトソースは自家製のホワイトソースには勝てません。次回、とっておきのカニ缶を開けたときには自分でホワイトソースを練ってみることにします。
あー、おなかがいっぱい。
