『かゆぼっと』ってなんぞやって、思いながら事実を知ってのけぞってしまう

特別お題「芸術の秋」ブリヂストン美術館「カイユボット展」キャンペーン!>
http://htn.to/ceAmRp

かいゆぼっと?聞いたことないんだけど、と思いながらウィキペディア先生にお聞きしてみました。(世間では検索ともいう)かいゆぼっとって誰ですか?
ああ、お金持ちの画家ですね。パトロンをしたり、画家になったりといろんなことをした人なのね。さて、作品は…。

これ知ってる!!!!!
『床削りの人々』って知ってる!!!!!
たぶんオルセー美術館で見たことある!!!!!

いやあ、こんなところで20年ほど前の記憶を呼び起こされるとは思いませんでした。私がまだ独身だった頃に世の中はもっと銀行金利が高くて、不景気じゃなかったのです。
そんなときにオルセー美術館に行ったことがあるのです。駅舎を改築して作られたオルセー美術館で、アールヌーボーの家具や印象派の絵画を楽しく見て回っていたときに、見たはずです。
だって覚えているもん。
もしかしたらそのときに買った美術館の画集に載っていただけかもしれませんが、とにかく見た覚えがある。窓からの光の具合と部屋の中の影の対照が実に美しくて、覚えているのです。もっと荒削りに描かれていたらキュビズムを目指していた?と思ってしまうほど。

これはカイユボット展に行ってみたくなったぞ。
でもブリジストン美術館って東京じゃん。うーん、これに行くぐらいなら京都に紅葉狩りに行くか、本国のパリに行ってオルセーと一緒にルーブルにも行きたいものだわ。そういえばルーブルの名前のいわれをご存知ですか?
狼の避難場所であるルービエがルーブルの名前の由来だそうです。その狼たちはパリに入る牛たちを襲ったり、人間を襲ってそこを巣にしていたわけですよ。シャルル7世の時代はパリの範囲が狭かったのです。ジャンヌ=ダルクと言えばわかると思いますが、15世紀の頃の話です。
興味のある方はシートン動物記を読んでみて下さい。秋といえば芸術とともに、読書の秋でもありますから。