モデルルームめぐりは楽しいぞ

 お盆休みといっても、帰省をしなかったのです。

 だって、受験生がいるんだもん。『なんちゃって受験生』かもしれないけど、受験生には違いない。ビリギャルを読んですっかり感銘を受けた娘ですが、とにかくスタートが遅すぎる。進度が遅すぎる。
 そして覚悟がない。

 お盆休みに帰省していた息子に言わせると、『夏休みの頑張りは、夏休み中に出ない』そうです。『今の頑張りは9月にも出ない、出るのは10月だ』という意見で、妹に説教している兄です。
 その息子は高校の元同級生たちとお盆休みに遊んだのです。息子以外は浪人して無事に大学1年生になれた人たち。現役時代は絶対に息子よりも優秀だったのに、なぜか一緒の大学って…。『浪人生で、伸びる奴は少ない』って本当だったんだ。

 そんな娘がいるもので、遠くにはいけない。でもどこかに行きたいので、旦那様と一緒にモデルルームめぐりです。モデルルームを見るのはもちろん、建物を建てている途中を見せてくれるというイベントがあったので、それに参加してきました。家の骨組みとバスルームだけは出来ているけど、後は壁も窓も作っている最中でした。実際に使われている建材や断熱材が見られて、かなり興味深かったです。
 他にも完成見学会にも参加してきました。モデルルームじゃなくて、注文住宅の完成したものを見学です。これはかなりリアルでした。窓ひとつ、照明ひとつにもお金がかかってくるので、現実味のある仕上がりでした。注文住宅は住んでいる人の希望が反映されているから、空の家を見るだけで何人家族かわかっちゃうなって思いました。
 それに対してモデルルームは住んでいる家族の顔が見えないように、誰が住んでもいいようになっているんですよね。

 そんなお勉強をさせていただいた上に、なにやらお土産までいただいて申し訳ないのです。今回はハウスメーカーばかりをめぐりましたが、いずれは地元に密着した工務店めぐりもしてみたいものです。