最近の金魚

 金魚たちは夏を越せば、春まで生き残れる確立アップ確実です。その前に秋にかかりやすい病気なんかがあるのですが、水質さえ気をつけてやれば大体は大丈夫な気がします。

 そうはいっても、我が家の金魚は9歳ですから。
 人間ならそろそろ周りはお迎えがやってきて『わたしにはいつお迎えが来るんだろうね?』と言っているお年頃。

 きちんと手間をかけて手入れをしてもらっている金魚だと、15年ぐらいは生きるようです。以前にテレビで見たイギリスにいる最高齢の金魚はなんと20歳以上と言っていました。

 最近は餌が少量でも満腹になれるランチュウの餌をやっています。確かに体の動きはよくなったし、病気も減りました。でもやっぱり、ヒレの先が少しぎざぎざだったりして、そういうところがお年なのかなあと実感させられます。

 もう少し寒くなったら、今度はヒーターの季節です。普通は20度ぐらいにするようですが、金魚も体で冬を体感してもらいたいから、私は15度に設定しています。たとえ寿命が短くなっても先祖代々受け継がれてきた季節に対する感覚だけは、味わってもらいたいと考えているからです。