冬ならではの楽しみがいっぱい

今週のお題「冬の楽しみ」って、いっぱいあります。
 まず寒いから、家にいても誰も何も言いません。だってみんな寒いから。

 ぬくぬくした部屋で、編み物をしたり、本を読んだり、温かいお茶を飲んだりと、幸せになる要素満載です。こうやってネットをするのもいいですよね。

 寒いから、家族でひとつの部屋に集まるのも冬ならではかも。暖房された部屋で、思い思いに好きなことをしているのって、いいじゃないですか。時々、誰かが別の部屋に移動するけど、気がつくといつ間にか、家族みんなでひとつの部屋で過ごしてしまうという現象が起こります。休みの日だと、そのまま夕食に突入なんてこともあるかも。

 そして夕食といえば冬は鍋物ですよね。ひとつの鍋をみんなでつつきあう楽しみは中々なものです。昔は鍋物ってそんなにバリエーションがなかったけど、各メーカーが鍋つゆを売るようになってからレパートリーが増えた気がします。
 すごくいろんな種類の鍋があって、和風はもちろん、洋風、韓国風と国際色豊かで本当に驚かされます。それに締めの食材を何にするかまで楽しみが待っていて、まるで尻尾まであんこの詰まった鯛焼きのようです。そしてみんなで満腹、満足。

 お風呂だって、『湯船に体を沈めたときの充実感』は冬ならではでしょう。湯船に入る前のかけ湯でさえ、これから入る湯船での気持ちよさを予感させて嬉しくなってしまうのは、お風呂場の室温が下がっている冬だからこその状況ではないですか。

 同じ気持ちよさでいえば、朝のお布団の中というものもあります。夏は『あまりの暑さに目が覚める』という不快感があるけど、冬は『このままいつまでも布団の中に入っていたい』という心地よさしかありません。たぶん『あと1分だけ』の『1分』の満足度が他の季節とは違う気がします。絶対に冬のほうが満足度が高いです。その分、うっかり寝過ごすことも多いのですが。

 他にも探せばいっぱい出てきそうです。吐く息が白いとか、窓の結露に好きの子の名前を書いてみるとか、『寒い』を口実に好きな子と手をつないじゃうとか。
 そういえばバレンタインが近いですね。
 『この寒いのに、お暑いこと』なんて掛け声も冬しかかけられません。季節限定のご挨拶なのです。