今週のお題  他人の書いた七夕さまへのお願い事を読むのが好き

 地元の商店街(とはいっても寂れていますが)で6月下旬から、商店街のアーケードにいろんな飾りが飾られます。
 一番目立つのが、地元の幼稚園や保育園が作った七夕飾りです。ここにはお子さんのいろんなお願い事が書かれています。

 まだ字のかけない年少や年中のお子さんは先生に書いてもらっているのでしょう。きれいな字でいろんな願い事が書かれています。年長さんになると自分で字を書く子が多いから、怪しいひらがなでお願い事が書かれています。


 例年多い内容が

 『○○になりたい』

 これが多いですね。男子なら男子向けのキャラクター、女子なら女子向けのキャラクターに『なりたい』が多いです。同じクラスで同じ願い事を書いている短冊が何枚もあったりして、どれだけ人気があるの、って突っ込んじゃいます。
 他に『なりたい』お願い事に多いのが、職業ですね。流行のパティシェ、トリマーと、横文字が並んだかと思うと、スポーツ選手になりたい子もいて面白いです。



 次に多いのが現実的な内容

 『○○が欲しい』

 小さい子供さんは『おもちゃ』が欲しいという、わかりやすいことが多いです。これもキャラクター物が多いかな。
 たまに『弟』や『妹』といった、それはこんなところで書いていても無駄で、お父さんとお母さんに相談しなきゃねと言いたくなる内容もあります。
 『犬』や『猫』と言ったペットも大人に相談が必要ですけど。


 こういう幼稚園、保育園で準備している短冊以外にも、通りすがりの大人に書いてもらおうというコーナーが設けられています。こちらは大人の欲望が満載でかなり笑えます。子供と違って『なりたい』シリーズはなくなるようで、代わりに恋シリーズが登場します。
 
 『○○クンとずっと一緒にいられますように』
 『○○ちゃんと付き合えますように』


 クリスマスにも同じようなイベントをして、お願い事が書かれています。こちらも恋のお願い事が多いかな。
 半年に一度は恋のお願いができる商店街というわけです。

 そういうイベントをしておくと、書いたお願い事を見に来るカップルや園児の父兄が来るので、そういう時期だけは商店街もにぎわうのです。