ほほほ、いつの間にかお盆まで終わっちゃって、しっかり里帰りまでしちゃいました。気がつけば、入道雲はなく、地元の野菜市場に行けばナスが目立ちます。
夏の終わりになると、やっぱりナス…。これからはナス料理が食卓に登場するチャンスが増えて、世間でもナス料理の検索件数が増える季節になるんでしょう。
そういえば新物の秋刀魚もお店に並んでいました。残念ながら、こちらはまだ高嶺の花だけど。
私の今年の夏休みはね、『京都へ行く』という目的があったんですよ。
そのために地図の本を買ったりして、事前にチェックしまくって、目的地をはっきりとさせ、2日間に分けて行って参りました。
1日目は『五条坂の陶器市に行こう』がメインイベント。ちょうど六道参りの日に当たっていて、車を駐車場に入れるのが一苦労でした。そこから六波羅蜜寺を通って、五条坂に向かいます。いつもは電車で行くから、五条の橋の袂からゆるゆると坂を上っていくのだけれど、今回は坂の途中からのスタートでした。でも記録的暑さで、暑くて仕方がないから、ちょうどよかったみたい。
目的は清水さんちの焼き物です。保孝氏の作品はとっても好きなんだけど、お値段も飛びきり良くてお小遣い程度じゃ買えません。トレードマークの亀さんがそれは可愛いのよ。いつか迎えに来たいものです。
今回はお店の片隅で作品を置いていらした志郎氏の作品を買うことにしました。私がいいなあと思った花瓶を母がさっさと買ってしまいました。それを洋風の飾り棚に置くそうです。私は和菓子を置くといいかなあという感じの小さめの皿を買うことにしました。
とりあえずお皿にかぼちゃの煮つけを盛り付けてみましたが、もうちょっと違う使い道がありそうです。たぶん作者はかぼちゃの煮つけなんて考えなかったに違いありません。
2日目は『恵文社一乗寺店へ行こう』がメインイベント。この日はお盆に近く、道路が混むのは目に見えているから電車で行ってきました。叡山電鉄なんて、記憶にないぐらい長い間乗っていません。それを考えるだけで、テンションが上がるわ。
少し前のNHKの番組『極める!』に、このお店が紹介されていたのです。田舎にはないような個性が発揮された本屋さんに興味を引かれたのは確かです。今回は子供達と一緒に行ったのですが、娘は普段は手にしないような分厚い専門書を握ったまま離さず、息子はなぜかCDを視聴しまくっているという楽しみ方でした。
本屋さんに行ったのに、なぜかCDを買って買えるという不思議さ。
昼時でお腹がすいたので退散したのですが、そうでなければ数時間は過ごしていたくなる空間でしたね。
『京都』というマジックをかけられた全国展開のチェーン店の様子なんかも面白かったですね。そういえばマクドナルドは京都では看板が茶色なんです。景観保護条例のために、赤に黄色の文字は使えないそうで、シックなマクドナルドが出来上がるわけです。
今回はいろいろと面白い旅でした。